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警告灯が点灯! こんな時どう対処したらいい?

車を運転していて、ある日突然 車の警告灯が点灯する場合があります。

普段見慣れないマークがつくと「どうしよう…」と不安になります。

そこで今回は車の警告灯の一覧とともに、対処すべき緊急度に応じたケースをお知らせいたします。

①シートベルト非装着警告灯


シートベルトを装着していないと点灯します。「カチ」と金具の音がするまでしっかり装着しましょう。なお最近は、シートに搭載されている重量センサーで乗員の有無を確認しています。そのため人が乗っていなくても、重い荷物などで警告灯が点灯します。

②半ドア警告灯


半ドアの場合点灯します。衣類などがドアに挟まっている可能性もあるので、警告灯が消えるまで各ドアを確認しましょう。バックドアにもセンサーが付いている車が多いです。バックドアも含めて確認してください。

燃料残量警告灯


燃料が少ないと点灯します。燃料切れで停止すれば事故の原因にもなるので、「点灯してもしばらく乗れる」と考えず、すぐ給油しましょう。なお給油後あまり走ってないのに点灯する場合、ガソリン漏れの可能性があり。火気のない、安全な場所でエンジンを切り、燃料タンク回りを確認してください。

④ウォッシャー液警告灯


ウォッシャー液が不足したとき点灯します。警告灯が点灯しているのにウォッシャー液を使おうとすると、ウォッシャー液噴射用のポンプが故障してしまいます。点灯したら液を補充しましょう。

⑤水温警告灯(青色)


冷却水の温度が低い場合に警告灯は青色に点灯するのが特徴です。外気温が低いときに点灯します。この場合は一度エンジンを温めてから走行するか、ゆっくり走行してエンジンを徐々に温めましょう。 ただし、ある程度走っても警告灯が消えない場合は整備工場で点検を受けましょう。

⑥ABS&ブレーキアシスト警告灯


急ブレーキをかけたときにタイヤのロックを防ぐABS機能や、ブレーキ補助を行うシステムに異常があると点灯します。通常のブレーキは利きますが、万が一の場面で事故につながりかねないので、早めに点検を受けましょう。

⑦ブレーキ警告灯(黄色)


電子制御ブレーキシステムに異常がある場合に点灯します。黄色の場合はまだブレーキが利くものの、そのまま放置すると事故につながる可能性もあります。同じブレーキ警告灯でも、赤色の場合は緊急性が高いです。この場合は走行を中止してください。

⑧SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯


エアバッグやシートベルトのプリテンショナー(強いブレーキがかかったときに乗員を固定する装置)に異常があると点灯します。走行には直接関わらないものの、事故の発生時にエアバッグが作動しなかったり、走行中にエアバッグが開いたりする可能性があるので、早めに点検を受けましょう。

⑨エンジン警告灯


エンジンやトランスミッションシステムに異常がある場合に点灯します。しばらく走行できる場合もありますが、異常の内容によっては走行するのも危険です。車を安全な場所に停車し、ディーラーや整備店に問い合わせましょう。

⑩ブレーキ警告灯(赤色)


ブレーキが故障したときに点灯します。パーキングブレーキをかけているときにも点灯するので、パーキングブレーキを解除して警告灯が消灯するなら正常です。 一方、パーキングブレーキを解除しても消灯しない場合は走行中にブレーキが利かなくなる恐れがあります。

⑪充電警告灯(バッテリーランプ)


バッテリーが上がるなど、バッテリーそのものの異常や、バッテリーへの充電系統(オルタネーター、ベルトなど)に異常がある場合に点灯します。充電がなくなると突然、車の走行ができなくなる可能性もあり、非常に危険です。

⑫油圧警告灯(エンジンオイルランプ)


何らかの理由でエンジンオイルの油圧が下がったときに点灯します。点灯した状態で走り続けると、エンジンが焼きつくなど重大な故障を引き起こす可能性があります。

⑬電動パワーステアリング(EPS)警告灯


EPSとは、ハンドル操作に必要な力を電動でアシストする機能です。EPSに異常があると警告灯が点灯します。ハンドル操作が重くなり、思ったように運転できなくなるため危険です。

⑭水温警告灯(赤色)


冷却水の温度が上がり過ぎている場合に点灯します。エンジンに重大なダメージを与えるオーバーヒートが起きている可能性もあります。

⑮AT警告灯


ATフルード(オートマトランスミッション専用のオイル)の温度が上昇した場合に点灯します。水温警告灯が赤く点灯する場合と同様、オーバーヒートの可能性があり、危険です。

⑯ハイブリッドシステム異常警告灯


ハイブリッド車において、異常が発生した場合に点灯します。点灯の原因はモーター駆動用のバッテリー異常であることが多いですが、ハイブリッド車は複雑な構造をしているため、原因の特定が困難です。重大な異常の可能性もあるので、走行を中止してください。

⑰マスターウォーニング


車の各システムで緊急度の高い異常があると点灯します。他の警告灯が点灯するか、マルチインフォメーションディスプレイ内に警告メッセージが表示されるときに同時に点灯、さらに警告内容によってブザーが鳴ります。

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⑨~⑰は緊急度が高く、走行を中止すべき警告灯です。
速やかに走行を中止し、ディーラーや整備工場、ロードサービスなどに連絡してください。

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