突然真夏が来て暑さに体がなじまず、寝苦しい夜を過ごし
朝ボーッとしているこの頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか、お伺い申し上げます。
さて、震災後１１年がたちました、弊社の構内に入る入口に、
震災前は花壇があったのですが、津波で根こそぎ流され、
アスファルトが花壇ごと剥がされて、
地面がむき出しになったまま、まるで震災遺構のような状態でいました。
いつか直そうと思いながら11年経ってしまい、
さすがに何とかしなくてはと、阿部造園さんに相談して植栽をすることになりました。
むき出しの地面には土を盛って整地し、そこに芝生に似た「玉竜」を植えました。
「玉竜」は常緑の多年草で、手間があまりかからないそうです。
濃い緑が構内の入り口を引き締め、思っていた以上に景観が整いました。
「玉竜」の花言葉は「不変の心」「変わらぬ思い」「深い思いやり」だそうです。
さらに、玉竜を植えた北側の事務所の入口の側には、
シンボルツリーとして「ソヨゴ」を植樹しました。
「ソヨゴ」は常緑性の高木で、鮮やかな緑色の葉が風にそよぐと「ソヨソヨ」と
葉が擦りあって音を出すところから「ソヨゴ」と呼ばれるようになったとか…
地面が乾燥したやせ地でも育つそうで、成長は遅いそうですが、
伸びると１０ｍを超える高さに成長するそうです。
「ソヨゴ」の花言葉は「先見の明」だそうです。
「玉竜」「ソヨゴ」のように一つの思いを貫き、「先見の明」を養い、
地域の皆様に強く必要とされる企業となれるように、
ゆっくりでも大木に成長できるよう社業に専心してまいります。
弊社にお立ち寄りの際はぜひ足を止めて、
「玉竜」「ソヨゴ」を観賞していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。