ドライブレコーダーの落とし穴?!
投稿日:2023/9/14
万が一の事故の際に
証拠画像として活用できるドライブレコーダー。
2013年の調査以来2023年の今年に初めて
搭載率が52.5%と半数を超えました。

今後も搭載率が増加し、交通事故の現場検証や
事故の当事者同士の過失割合の決定等に
有効な機器としてますます普及していくと予想されます。
しかし、ここで注意しなければならないことがあります。
搭載しているドライブレコーダーのフォーマット機能について
ドライブレコーダーは走行中の動画を次々と録画していくので
一定量の動画が記録されるとその動画を削除しないと
新しい動画が記録されません。
この記録された動画を削除することを
フォーマット(=記録画像の初期化をする機能)
といいます。
ドライブレコーダーには記録画像を自動的に削除する機種と
手動で削除する機種とがあります
この手動で削除する機種のドライブレコーダーは
音声等でフォーマットすることを知らせますが
フォーマットをすることを忘れてしまい、そのまま乗り続けると
新しい画像が記録されることはなく
事故が起こった際に画像を取り出そうとしても記録されていない
ということが起こります。
24時間365日自動録画機能のドライブレコーダーについて
最近のドライブレコーダーには走行中の画像を記録するだけでなく
駐車中の防犯カメラとして
24時間365日 自動録画機能
を搭載している機種が販売されていますが
この24時間365日自動録画機能は
エンジン停止状態でも長時間画像録画を行うため
当然バッテリーから電気を使いながら録画し続けるので
バッテリーの弱り場合によっては
エンジンを始動できなくなる状態になる可能性があります。
そのため、24時間365日自動録画機能の使い分けをし
不要なときは防犯カメラ機能を停止したり
タイマーを設定してバッテリーを守る必要があります。
以上の2点に注意してドライブレコーダーを有効に
ご活用いただければと思います。
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